おはようございます。
腸内細菌
未だ7割が解明されていない腸内細菌の世界を未来に繋げていく研究が進んでいます。
2018年、世界的な科学誌サイエンスに挙げられた論文があります。その論文には「人間が持つ微生物がまだ存在している間に捕獲保存することが最も重要」と記されています。
世界中が都市化されて、人と共に進化をしてきた腸内細菌の多様性が失われつつあるようです。人類は生きやすさを追求して文明を発達させてきましたが、それと引き換えに人の腸内細菌は急激に失われていっているようです。
例えば高度に浄化された水道水、殺菌された加工食品などで菌が排除されています。自然のみかんを食べたら、同時に色々な菌も一緒に体に入れることになりますが、ジュースを買って飲んだら単なる糖分でしかなくなってしまいます。
そこで今の内に腸内細菌を未来に残して行こうというプロジェクトも始まっています。さらに、個人でも健康な時の腸内細菌をカプセルやパウダーで残して、健康を害した時に戻そうという試みもされています。
腸内細菌が未来を守っていくのかもしれませんね。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一