おはようございます。
薬の話
日本糖尿病学会では、9割を占める2型糖尿病の基準値を定義しています。その数値は血糖値が空腹時に126mg/dl以上、HbA1c(ヘモグロビンA1c)が6.5以上です。そして、治療目標としてHbA1cが7.0未満としています。さらに条件として薬物療法によって低血糖の副作用をもたらさいない状態での6.0未満が望ましいとされています。ところが、目標の基準値を達成していてもなお、薬を服用させるという薬依存の治療がおこなわれています。
2型糖尿病は、暴飲暴食など生活習慣の乱れによって膵臓が弱ってきてインスリンの分泌が悪くなり、血中のブドウ糖の細胞への取り込みが悪くなっている為、血液がドロドロ状態になり動脈硬化の進行を早めたりして臓器や器官に負担をかけ合併症を招いていきます。その弱った膵臓に鞭打つようにインスリンの分泌を促す薬に血糖降下剤があります。もし薬を使って下げたなら、その後は生活習慣を見直し膵臓の働きを少しでも休めてあげる事により膵臓機能の回復をしていくことの方が大事だと思います。
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代表取締役 大竹野有一