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食中毒

おはようございます。


食中毒


5月~6月の湿気の多い梅雨時期と7月~8月の気温の高い季節は、細菌が増殖しやすい為、細菌性の食中毒が発生しやすい時期です。


食品などに付着した細菌が腸管内で増殖して起こる感染型の食中毒には、腸炎ビブリオ菌・サルモネラ菌・病原性大腸菌・カンピロバクター菌・ウエルシュ菌による感染症があります。細菌が食品内で増殖する時に毒素を作り、その毒素で食中毒を起こす毒素型には、黄色ブドウ球菌・セレウス菌・ボツリヌス菌などがいます。


1996年7月に大阪府堺市で学校給食が発生元と考えられる食中毒が大量発生しました。児童7892人を含む9523人が感染し3人の児童が亡くなっています。その食中毒を引き起こしたのが腸管出血性大腸菌O-157という病原性大腸菌でした。

この菌が作るベロ毒素が腸管に吸収され溶血性尿毒症症候群などの合併症を引き起こします。腸内細菌や腸の働きで、Oー157やベロ毒素を排出する為に下痢を起こさせます。決して下痢止薬で止めてはいけません。


日々是好日、素敵な1日にして下さい。

代表取締役 大竹野

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遺伝子④

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