おはようございます。
食品添加物に「リン酸塩」「リン酸塩Na」があります。リンはカルシウムに次いで体内に多く含まれるミネラルであり、不足すると骨軟化症・歯周病・筋肉低下を引き起こしたりします。しかし、ほとんど不足することはありません。
何故なら、肉・魚・牛乳・穀物から充分に摂取できています。ところが、食品添加物から過剰摂取になりがちです。成人男性の一日の必要摂取量は約1000mgです。
リンは小腸から吸収されますが、植物性有機リンは吸収率が20~50%、動物性有機リン酸は40~60%なのに対して食品添加物の無機リン酸は100%吸収されます。そして、過剰摂取になってしまいます。リンの血中濃度が上がるとカルシウムと結合しリン酸カルシウムとなり、血管に付着して血管の石灰化が進んでしまいます。そして心臓や脳の疾患のリスクが増えます。ファミリーレストランなどに設置されているドリンクバーのコーヒーには、抽出の際に増量剤としてリン酸塩が添加されていることが多いようです。
珈琲は、喫茶店、珈琲専門店などで飲むのが良いようですね。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一