おはようございます。
免疫細胞が活発化するのは、体温が37度〜40度です。だから、菌やウィルスなどに感染すると体は体温を上げて免疫細胞を活性化させて排除しようとします。インフルエンザなどに感染すると熱が上がるのは、このような体の機序があるからです。むやみに熱を下げると、細菌やウイルスを排除しきれず症状が長引いてしまうことがあります。ただし、常に体温が高い状態が続くとエネルギー量が多く必要になる為、体が疲れてしまいます。体温は36度〜37度が、体を動かすにはちょうど良いようです。
体温は、酸素とブトウ糖や脂質が結合しエネルギーが生まれます。そのエネルギーで体温が作られます。哺乳類は、肺の進化で肺胞が作られて酸素を取り込む量を多くした為、常に一定の体温を36度〜37度に保てるようになりました。ただし、人種や筋肉量によってエネルギー量が変わるようです。そのため、平熱も違うようです。筋肉量の多い欧米人の平熱は37度以上あるようです。また、日本人でもトレーニングで筋肉をつけている人は平熱が37度以上になるようです。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一