おはようございます。
糖化
体内で生成されたAGEs(最終糖化物質)や、食品から摂取したAGEsは、腸から吸収されていき、血管を通って全身を巡りますが、腎臓に運ばれて尿細管にあるメガリンと呼ばれる受容体と結合し、尿細管細胞に取り込まれて尿として排泄されます。
しかし、大量のAGEsが取り込まれてしまうと、腎臓での処理能力を超えてしまい分解などが追いつかずに飽和状態となり、尿細管細胞内にAGEsが蓄積していきます。その状態が続くと、腎臓機能が低下していき、AGEsが体内で蓄積していきます。すると腎臓以外にも多くの臓器や器官がダメージを受けていきます。
人の体内では、約6000種類もの酵素が作られています。その内3000種類もの酵素を腸内細菌が作っています。これらの酵素の中には、蓄積したAGEsを分解し処理する酵素が存在することが示唆されています。
腸内細菌が作る酵素や短鎖脂肪酸が、体内での酸化や糖化から体を守っています。
日々是好日、素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野