top of page

紅麹

おはようございます。


紅麹


小林製薬の紅麹の健康被害が問題になっていますね。


紅麹は、ベニコウジカビによって米や麦など穀物を発酵させて作った物です。ベニコウジカビは真菌の一種であり、属・種・株と分類されます。


一部の菌株が産生する物質に血清コレステロールを下げる働きがある「モナコリンK」があることが分かり、この物質が医薬品にもなっているようです。多くの健康食品に紅麹として使われています。


しかしベニコウジカビの菌株の中には、腎臓機能を低下させる「シトリン」と言う物質を作るものもいるようです。また、「モナコリンK」が安全というわけでもない様です。この物質は横紋筋融解症という副作用も懸念されています。継続摂取や大量摂取は気をつけた方が良いですね。


薬も健康食品も、使われる成分において目的は同じなのです。


そもそもの問題は、コレステロールを下げる必要がどこまであるかです。世の中がコレステロールに過剰反応しすぎている様に思います。コレステロールは細胞膜やホルモンを作る材料でもあるのです。


日々是好日、素敵な一日にして下さい

代表取締役 大竹野

閲覧数:39回

遺伝子④

bottom of page