おはようございます。
人体37兆2000億個の細胞社会を動かす血液。その血液を管理しているのが腎臓です。腎臓の腎小体と言う直径0.2ミリ程の小さな組織で1日に約1500リットルもの血液を濾過して、1~1.5リットル程の尿を作っています。腎小体は左右の腎臓合わせて200万個にも及びます。腎臓の大きさは、握り拳ほどで直径10センチあります。場所は腰の上あたりの背中側に左右に一つずつあり、一つが機能しなくなっても、もう一つの腎臓が有れば機能は維持できます。
腎臓の役割は、血液の状態を監視して体内の水分量を調整したり、血液成分の塩分や血液のPHのバランスを整えたりして、血液を一定に保っています。血液を濾過して老廃物を濃縮したものが尿となり、尿管を通って膀胱に送られます。膀胱は、尿を溜めておく為に伸び縮みする袋のようなものです。尿が150ミリリットル程溜まると脳に信号が送られて、尿意が生じるようになります。尿の色は薄い黄色です。尿が少ない時は色が濃くり、寝ている時は尿の量が少なくなる為、朝の尿は色が濃くなり、脱水気味の時も濃くなります。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一