おはようございます。
血液
赤血球は、120日の寿命で壊れてしまいます。そして毎日1000億〜2000億個もの赤血球が作られています。その赤血球には未来の再生医療にも大きな影響を与えるかも知れない力が存在したのです。
人の赤血球は、核を捨てることで変幻自在に体を変化させて体全身に酸素を送れるようにしましたが、その核に再生能力を持つタンパク質が存在しているようです。
その核を捨てずに生き延びてきた動物に両生類のイモリがいます。このイモリは手足を切られても再生することができます。さらに脳や心臓、そして眼まで再生することができるそうです。
また、生涯を通して何度でも再生できるようです。筑波大学生命環境系の研究所で、赤血球が核を持つことで遺伝子情報を使って何かを合成しており、その中に再生因子を供給しているものがあるのではないかと研究がされてきました。そして発見されたのが、赤血球の核にある特殊なタンパク質です。
人の赤血球の核にも、特殊なタンパク質があるはずだということで、その研究が進めば再生医療の未来も開けていけると思います。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一