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おはようございます。


人が感じる五感、その一つが耳です。耳は音を感じるだけではなく、頭の傾きや動きを検知する器官でもあるのです。耳は音を空気の振動で感知します。届いた音を集めるのが耳介です。そして、外耳道を通って鼓膜に振動が伝えられます。そして三つの小さな骨の耳小骨を経由して内耳へと伝わったいきます。

耳小骨は、ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨で構成されていて、音の振動を増幅させます。ツチ骨とキヌタ骨で振動の力は約1.3倍に増幅され、アブミ骨が約17倍に増幅させて、この二つの働きで振動は約20倍にまで増幅されるそうです。


内耳は、骨迷路と呼ばれる複雑な形をした頭蓋骨の空洞に膜迷路と呼ばれるチューブ状の器官に収まっています。膜迷路の中には感覚毛である有毛細胞が並んでいて音を感知します。更に内耳には三半規管があり、頭の回転運動を感知しています。内耳に異常があると目眩や難聴の原因になります。人が聞ける最も小さな音は20マイクロパスカルです。200万マイクロパスカル(ジェット機のエンジン音)にさらされると難聴になる危険があります。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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