栄養は補助するものか?②
腸内細菌をこよなく愛する社長
大竹野 有一
NEVER BE TOO BUSY TO BE BEAUTIFUL AND HEALTHLY.
マイ・ストーリー
株式会社ビオータ 代表取締役社長:大竹野 有一
平成7年4月、私はビオータ社の前身である西武セゾングループの株式会社SSAに入社し、そこで初めて腸内フローラの世界を知りました。
それまでの私は、医療機器メーカーに勤務し、病院を訪問しては医師や看護師長に自社製品のPRをしていました。その際に、様々な医療現場の裏側を目にしてきました。
今の治療医学は、検査・薬など高額な医療費がかかります。日本は健康保険制度が確立されていますので個人負担こそ少ないものの、年間の国民医療費は40兆円を超えています。この負担は、これからの子供たちへと課せられていきます。
国民医療費を減らし、病院や薬に頼らず自分の体は自分で守る。そのためには、何が必要か?
答えは、腸の中の菌(微生物)にありました。
地球上で生きる全ての生き物が、菌(微生物)となんらかの関係を持ち、共生して生きています。腸の中の菌たちは腸内環境が適切であれば、人間の健康にとって有益な、様々な働きをしてくれるのです。しかし、今この菌(微生物)たちとの関係が崩れ、自然界や人体に異常がでています。
現代社会は、菌(微生物)に対する誤解から菌は悪いものとレッテルを貼り、除菌をし、清潔な環境を作ってきました。そのことによって免疫異常の病気が増え、免疫の弱い子供たちが増えています。
私たち人間も地球で生命を育む生き物の一つです。菌(微生物)の世界を見直し、体の仕組みを知り、知識を高めることが必要なのです。
腸内細菌の栄養となり善玉菌の働きを助けるのがビオータの乳酸菌です。ビオータ社の理念である「世界の人々の健康を守る」を乳酸菌によって実現させること、そして学校給食に乳酸菌を取り入れてもらい、子供の頃から病気の予防があたりまえの社会と「乳酸菌ライス」という文化を創ることが私の一生をかけての使命であり、選んだ道です。