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肥満を起こす細菌群

おはようございます。


2006年と2009年の科学雑誌「nature」で肥満を起こす細菌群が報告されました。肥満を起こしたマウスの腸内細菌を無菌の痩せたマウスに移植してみると、生活習慣や食生活に関係なく肥満になったそうです。


また、2010年4月の科学雑誌「Science」で発表された論文では、メタボリック症候群のマウスの腸内細菌を無菌マウスに移植すると、そのマウスはメタボリック症候群になってしまいました。


このことは、人(宿主)の遺伝子によらず、腸内細菌達が人の体の機能に積極的に関わっていることを示す衝撃的な論文でした。


腸内細菌叢のバランスの変化によって、肥満体質やメタボリックシンドロームが起こるのなら、腸内細菌叢を正常に保たれれば防止できるということです。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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