おはようございます。
薬の効き方に腸内細菌が関与
アメリカの科学誌「サイエンス」に掲載されたイエール大学の動物実験で、同じ薬を飲んでも、人によって体調が良くなる人がいれば、その反面、副作用に苦しむ人がいるのは何故かと言う検証がおこなわれました。
口から摂取したあらゆるものは、腸内細菌によって代謝されます。これは、飲食物以外にも薬なども同じです。腸内細菌達は多くの医薬品の代謝に関わっていて、効果や副作用に大きな影響を与えていることが分かってきました。
このことから、患者の腸内細菌叢を考慮して治療効果を向上させる薬の開発もされて行くようです。
ビオータ社顧問の薬学博士である越浦良三先生は、抗がん剤の研究にも携わっていましたが、抗がん剤よりコッカス菌の抗がん作用の方が強いと言うことをラットの実験により実証し、さらに抗がん剤の持つ副作用を防ぐと言われています。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一