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制御性T細胞②

  • Sales Biota
  • 12 分前
  • 読了時間: 1分

おはようございます。


制御性T細胞


先週に続き免疫細胞のリンパ球のT細胞に関して話をしていきます。


T細胞は免疫細胞の司令塔でもあり、細菌やウイルスや異物との戦いの経験から獲得免疫を作っていく主役です。


T細胞はさらに分化し、ヘルパーT細胞・キラーT細胞・制御性T細胞などに分類されます。抗体生産や強い攻撃力を持ってウイルスや細菌を攻撃したり、暴走して自分の体の細胞を攻撃し自己免疫疾患を起こす免疫細胞の攻撃性を抑制し元の働きに戻るように諭したりしています。


また、リンパ球にはT細胞の指令を受けることなく癌細胞などを叩くNK細胞がいます。さらにT細胞とNK細胞の両面を持ったNKT細胞も存在します。


そして、腸には腸絨毛の谷間にパイエル板というリンパ節があります。


腸内細菌達はパイエル板を通して、免疫細胞の活性化や免疫細胞の暴走を抑える為の手助けをしています。腸は免疫の要です。


日々是好日、素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

 
 
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