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薬の話⑥

おはようございます。


薬の話


薬には、薬効成分による効果と副作用があります。一つの薬を飲んだ時より複数の薬を飲んだ時の方が、重い副作用を起こす場合があります。


脳に作用する薬で、精神安定剤や高血圧治療薬、中枢神経作用薬などがあります。これらの薬を複数飲むと、ぼんやりとして考えがまとまらなくなる症状が出たりします。高齢者の場合、このような症状が出ると認知症と間違われかねません。

複数の薬の飲み合わせによって出た副作用によって別の病気の診断がされてしまうと、薬が増えるなどの悪循環に陥る危険性があります。鬱病やパーキンソン病などは、薬の種類が多くなりがちです。


とても危険な飲み合わせに、睡眠薬とアルコールがあります。脳神経の抑制が強まり、最悪の場合は死に至ることもあります。


薬の効き方には個人差があります。腸での吸収力の違い、肝臓の解毒作用の力の差、腎臓での排泄作用の力の差などがあります。当然、副作用の出方も違います。ある人が複数の薬を飲んで副作用が出なかったからと言って、自分に出ないと言う事は言えないのです。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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