おはようございます。
pHという言葉を聞いたことがあると思います。
pHとは水素イオン濃度のことで、酸性かアルカリかを示す基準となります。数値は0から14の範囲で定められており、pH0が強酸性、pH14が強アリカリ性となります。
因みにpH7が中性です。人の体の体液(血液やリンパ液など)はpH7.4で保たれて正常に働く事ができます。
人は食べた物からエネルギーを生み出していますが、エネルギーを生み出す際に酸性の物質が生まれます。その時に腎臓の働きで酸を尿から排出しています。
また、腎臓からアリカリ性の重炭酸イオンを血液中に放出して血液中のpHを一定に保っています。腎臓の機能が弱ってこの機能が働かなくなると、まず体液のpH濃度の酸性が強くなると代謝性アシドーシスとなり、血圧低下・不整脈・頭痛・昏睡などを起こします。
逆に体液アルカリが強くなると代謝性アルカローシスとなり、痙攣・不整脈・痺れ・意識障害・昏睡など生命の危険に晒されてしまいます。腸腎連関、腸を守る事で腎臓も守れます。
日々是好日、素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野